山北で秋をみつけました

 昨年11月12日(日)に茅ヶ崎の「子どもの居場所」に集う子どもたちと一緒に、「モミとカシ」のメンバーの案内で大野山登山をしました。登山道には子ども達が興味を引くものがたくさんありました。質問したり、教えてもらったりして登りました。スピードを上げてどんどん進む子もいれば、周りの景色を楽しみながらゆっくり進む子もいて、それぞれの個性を感じました。

 道中の景色がとてもきれいで、子どもは足を止めて写真を撮ったり、大きな声を出して楽しんでいました。山頂に着いてお弁当を食べました。頑張って登って熱くなった体を風で冷やしながら、道中の話で盛り上がり、お弁当を美味しく楽しくいただきました。下山はまた別のルートで降りました。行きの道とは全く違う、崖と隣合わせの細い道でスリル満点の険しい道が続いていました。2つに別れる道を見て、わざわざ険しい道を選択して進む子もいました。疲れているはずなのに、元気いっぱいの子ども達でした。

 最後は暖かい部屋で、感想を言い合ったり、「モミとカシ」の林業家・富田陽子さんに質問をしたりしました。子ども達はとても積極的にお話してくれました。色んな秋を見つけて、自然とふれあい、とても良い経験になったのではないでしょうか。1日を通して、子ども達のいきいきとした姿が印象的でした。(青木愛美)